建機部門

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Construction Machinery


建設機械の変革を
手助けします。
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建設機械分野について


最新技術を駆使した建設機械が
多数投入されています。
世界中で進むインフラ整備、資源開発競争ではGPS、自動運転、AIを駆使した最新の建設機械が多数投入されています。その反面、戦後の高度経済成長期に建設ラッシュを迎えた日本では、社会インフラの普及と人口減少に伴い、建設件数の減少が進みつつあります。このような中、建設機械もまた成熟産業へシフトしています。成熟期を迎えた産業では最新技術の開発だけでなく、それを使う人に焦点を当てた提案が重みを増していく中で、今後の建設機械をクライアントと共に考えます。

ケーススタディ:建設機械の前窓の改善

室内環境を改善し、
作業体験を豊かにする。


「成熟を始めた産業では、技術の向上はもちろんですが、人の体験を快適にすることがますます重要になります。最終的に人が使ってどのような体験を得たか、それが最も大切なことなのです。」

ケーススタディ
建設機械の前窓の改善
室内環境を改善し、作業体験を豊かにする。

「成熟を始めた産業では、技術の向上はもちろんですが、人の体験を快適にすることがますます重要になります。最終的に人が使ってどのような体験を得たか、それが最も大切なことなのです。」
顧客が抱えていた問題
窓の開閉が困難なこと
による室内環境の悪化。

クライアントからヱトーが相談を受けたのは、「建設機械の前窓を簡単に開閉できないか?」ということでした。建設機械本体は勿論のこと、部品のスケールも大きく重たいので、人の力では簡単に動かせないものが数多くあります。それは室内構造においても同様で、運転席の前窓という簡単に開閉できることが求められる機能であるにも関わらず、前窓自体の重量が20~25kg程あるため作業者は気軽に開けようとしません。夏場であれば肉体への負担となり、作業の遅れにも繋がるでしょう。これまでローラー式の開閉構造が一般的でしたが、運転作業者から重くて開けにくい、という声が多く聞かれていました。
運転席前窓の重量

ヱトーの提案

グループ力を生かした
新たな開閉システムの提案。

クライアントが抱えた問題に対して、ヱトーはコストカットや品質改善だけを考えるのではなく、使う側に立ち、使う人が快適な作業体験を得られるような窓の提案を目指しました。窓の開閉をしやすくする為に考えられる方法は2つありました。1つ目は「窓の素材を変えることで窓の軽量化を行うこと」、2つ目は「窓の開閉システムを変えること」です。ヱトーが選択した方法は、2つ目の「開閉システムを変えること」でした。その提案をご紹介します。
グループ会社との
コラボレーション

これまでのヱトーでは提案することはできませんでした。
2015年にヱトーは極東貿易株式会社の子会社となりました。そのことで、商社としてのネットワークをより広範なものにすると同時に、新たにグループとしての総合力が加わりました。ヱトーは新たな窓の開閉システムを開発するにあたり、共同提案者として極東貿易のグループ会社であるばね製造メーカーを選定しました。グループの一員であるばねメーカーと共に建設機械の窓の開閉を楽にすると同時に室内環境の快適化への提案に向けて開発が始まりました。

提案を可能にするグループ力 >

開閉システムの提案

定荷重バネは建設機械ではあまり使われていませんでした。だからこそ使う意味があります。
グループの一員であるばねメーカーとのコラボレーションにおいて、目をつけたのはこのメーカーが長年に亘り開発、改良していた定荷重ばねでした。このばねはこれまで建設機械のような大物に使用されておらず、例えば新幹線のシェードや扉など軽い対象物に使用されてきました。しかし、このばねを建設機械の運転席の前窓に使えれば、使用者は数キロの力で窓の開閉が可能となり、最近増えつつある女性の運転者、建機女子にも働き易い作業環境の実現を目指しました。
定荷重バネとは?
定荷重ばねは予め補助力を設定することが出来、どんなにストロークが長くても出力が変化しない特徴のある” ばね”です。重いものを吊り下げたり、押し上げたりする上下運動と、同じ力で押す、引っ張る、巻き取ることができるため様々な用途で使用されています。
各種バネのストロークと出力の関係

提案の結果

建設機械の体験は
大きく変わりました。

前窓は以前と比べて圧倒的に開閉しやすくなりました。以前は開閉に25kgの力を必要としていましたが、定荷重バネの導入によって5kgまで軽くなり、女性でも開閉が可能な重さとなりました。

まとめ

豊かな体験を
新たな付加価値に。

このケーススタディは、作業現場で働く人に向けた提案です。それは、製品が消費されていく中で得られる消費の付加価値です。しかし消費の付加価値は同時に、供給者であるメーカーにとって他社との差別化に繋がり、働く体験の豊かさは建設会社にとって、雇用の窓口を拡げることにも繋がります。ヱトーは働く人のための提案を通じて、新たな建設機械の付加価値の創造に取り組んでいます。


ヱトーは上記の事例以外にも様々な結果を提供しています。建設機械でお悩みの方は、一度私たちにご相談ください。
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