interview005榎本 | ETO Co., Ltd. ヱトー株式会社

大学在学中に海外留学を通して、様々な国の人との出会いに刺激を受けました。その中で成長を実感できたことから、将来は多くの人に出会える仕事がしてみたいと思い、就活中は営業職を探していました。
全く理系ではなかったのですが、モノづくりには興味があり、モノづくり業界で営業の仕事をしたいなとぼんやりと考えていたところ、大学でヱトーの求人を見つけて応募しました。
モノづくりメーカでなく、商社ではありましたがお客様の多様な要望に合ったものを探し出す難しい仕事であることに惹かれました。その他にも、海外に多くの支店を持ち、100年の歴史ある会社で様々な大企業と仕事ができることにも魅力を感じて入社を決めました。

「品質保証部に移られた経緯と現在のお仕事についてお聞きしたいです」

社内公募をきっかけに専門性を高められる品質保証部に

新卒入社後は営業に配属されましたが、製品に関する専門的な知識の不足から営業としても困る場面が増えていきました。そんな中、品質保証部の社内公募があり、ここでしっかりと専門性を高めてみようと考えて、品質保証部に移りました。
品質保証部ではお客様に納入する製品の品質を保証するために様々な活動を行っています。私はまだ配属されて日が浅いため、主な業務は製品の検査・測定、品質不適合の実績データの管理・分析、品質保証部書類の管理、先輩・上長の補佐業務などを行っています。また、英語力を活かして海外のお客様からの調査依頼や品質関連報告書の翻訳・英文資料の作成なども行っています。
先輩方は、ものづくりや製品の知識を深く広く持っているので、品質関連のお客様対応、営業部門への専門的な知識を用いたアドバイスを行っておりますが、私も一日も早く近づけるよう、日々スキルアップを目指しています。

「これから取り組んでみたいことはありますか？」

自分が困った経験を活かした営業部門との連携強化によってお客様により良い提案をする

品質保証部で仕事をしていて、吸収できている実感があります。例えば、自動車関連の厳しい品質規格について専門的に学んだり、実際に製品の検査を行う中でどのような製品か具体的に想像できるようになってきました。だからこそ営業時代に私が困った経験も踏まえて、営業部門と品質保証部門の連携をさらに強化し、技術に関する知識を活用したお客様への提案が出来たらいいなと思っています。
また、それだけでなく昨今強化されている環境関連の規制に対応した提案も多く行っていけるよう、協力していきたいと思っています。そして、最新の情報を入手できる営業部門からの情報を円滑に共有できるシステム構築など、仕組みの強化も取り組んでみたいと考えています。

「仕事の中で印象に残っているエピソードを教えてください」

すべての製品は多くの人の考えた工夫や努力によって作られている、と感じることができた現場訪問

2019年12月に研修の一環で東海・関西方面の複数の仕入先様の工場を訪問する機会がありました。小さな規模から大規模な工場の仕入先様まで拝見させて頂きました。製造する製品や加工方法などが全く異なる色々な工場を見ることができました。
製造工場では品質管理が大事とされていて、仕入先様ごとに品質管理のため作業員への指導や加工工程・環境の工夫など力を尽くされていました。弊社は商社ですが、それでも参考になるものも多くありました。日頃使っている製品はすべて多くの人の考えた工夫や努力によって作られているのだと改めて感じました。

「応募を考えている方に向けて、ヱトーの良さを教えてください」

ヱトーでは仕事柄、研修会や工場見学を通して専門知識やノウハウを学べる機会も多く、新しい製品や技術に注目することで常に社員のスキルアップが図られています。また社内コンプライアンスの管理も徹底しており、労働環境の更なる改善にも取り組んでいます。働きやすい環境とそこで成長する機会が整備されているところがヱトーの良さだと考えています。